三澤氏のマスカット・ベーリーA 種を栽培する畑を期限付きでお借りして、7c チームが栽培を行いました。葡萄が老木であったため、樹や房によって赤ワイン用とロゼ（ブラッシュ）用に仕分けました。この畑は山の中腹の南西向き斜面にあり、日光を遮るものがなく、日当たりと風通しが共に良好。ここからやや小粒の、粒同士が密着しない房が出来ました。葡萄は香り高いのが特徴です。
見晴らしのよい素敵な畑でしたが、改植を行うため暫く休園になります。

元教職員の方。現在、葡萄栽培を１人でこなしつつ、農業大学校で若い担い手の指導を行うなど、葡萄栽培界の貴重な存在。ワイン醸造にも深く関心をお持ちで、醸造用葡萄も丁寧に栽培し、素晴らしい葡萄を作られています。マスカット・ベーリーA 種を栽培する畑は、山の西向き斜面の上部にあり、水はけと日当たりが良好な立地。樹はまだ若木で、今回収穫2年目の葡萄を頂きましたが、色付きが良好で熟したタンニンが特徴といえます。

志太北杜農場は、日照量の多い山梨県北杜市明野町にあり、約20ha の畑で数多くのヨーロッパ系の醸造用葡萄を栽培しています。土質は壌土主体でバランスが良く、日当たり良好。そこから色付きの良い葡萄が生み出されています。